アメリカ空軍はグアムのアンダーセン空軍基地に配備するB-52を、2016年1月9日に韓国の烏山空軍基地に派遣し、1月10日に同基地付近で低空飛行を実施しました。この低空飛行に派遣されたのは、「60-0055」のB-52Hとみられ、韓国空軍のF-15Kスラムイーグル、アメリカ空軍のF-16ファイティング・ファルコンと2機の戦闘機も加わりました。
アメリカ軍は、通常戦力と核の抑止力を誇示する目的としており、北朝鮮の核実験を受けた対応の1つです。B-52は戦略爆撃機で、核兵器を搭載することも可能ですが、今回の飛行に核兵器を搭載していたかは不明です。
アメリカ軍は同盟国の防衛へのコミットメントを維持しており、韓国軍との行動でアメリカ、韓国と朝鮮半島の安全、安定を維持することが目的とコメントしています。