ニュージーランド航空、787に電子ログブックを導入 効率性と信頼性を向上

ニュージーランド航空、787に電子ログブックを導入 効率性と信頼性を向上

ニュース画像 1枚目:ボーイング Electronic Logbook
© Boeing
ボーイング Electronic Logbook

ボーイングは2016年2月5日(金)、ニュージーランド航空の787で電子ログブック(ELB)を導入したと発表しました。電子ログブックの導入で、紙のログブックと完全に統合し、業務の効率性と信頼性を向上させます。

ELBの導入で、データに基づいたメンテナンス項目の予知ができ、トラブルシューティングの対応や、メンテナンス項目を迅速に把握し、信頼性をさらに高め、正確なオンタイム・パフォーマンス(OTP)で運航が可能になります。ニュージーランド航空は、787で電子ログブック・アプリケーションを使用する承認を得た最初の航空会社の1つで、同社は787-9の6機でELBを運用します。

ELBは、航空機が運航中に、地上の整備士や各種メンテナンスの担当者と情報を共有し、飛行データと乗務員が認識した整備が必要な情報を統合し、機内のELBと地上のサーバーシステムで共有します。これにより、地上のスタッフは必要な部品や書面を揃え、着陸後のメンテナンスの処理効率を最大化し、乗客の遅延を最小限に抑え、航空機の地上での滞在時間を最小限に留めることができます。

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