松島基地、3月20日に第21飛行隊帰還行事 ブルーインパルスも記念飛行

松島基地、3月20日に第21飛行隊帰還行事 ブルーインパルスも記念飛行

ニュース画像 1枚目:修復を終えた「03-8106」、第21飛行隊の部隊マークを貼付け
© 三沢基地
修復を終えた「03-8106」、第21飛行隊の部隊マークを貼付け

航空自衛隊松島基地は、2016年3月20日(日)に第21飛行隊帰還行事を開催すると発表しました。これにあわせ、14時10分からブルーインパルスが記念飛行を行います。

第21飛行隊は、松島基地に所属するF-2B戦闘機の操縦教育が行われている部隊です。2011年3月の東日本大震災による津波の影響で松島基地が被災し、F-2B戦闘機の18機が水没し、三沢基地に配備されている機体を使用するなどして訓練が行われてきました。

被災した松島基地所属のF-2B戦闘機は、2015年4月に「03-8106」が修復を終えて、三菱重工業小牧南工場から三沢基地に納入される一方、松島基地では4メートルの高台駐機場と格納庫の整備が進められていました。

松島基地の整備は、地元の東松島市の防潮堤と連接され、同基地が東松島市の防災を担う機能の強化にも役割を果たすことが期待されており、第21飛行隊の帰還で震災前の航空機部隊が活動を行うこととなります。

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