737 MAX 8、ボリビア・ラパスで高地試験 初めてアメリカ以外で飛行

737 MAX 8、ボリビア・ラパスで高地試験 初めてアメリカ以外で飛行

ニュース画像 1枚目:エル・アルト国際空港を離陸するN8702L
© Boeing
エル・アルト国際空港を離陸するN8702L

ボーイングは2016年5月2日(月)、737 MAX 8で初めてアメリカ国外でのテスト飛行を実施したと発表しました。ボリビアのラパスで高地テストを行うため、南米に移動したものです。

ボーイングの737 MAXは1号機から順に、機体記号(レジ)の「N8701Q」、「N8702L」、「N8703J」の3機でテスト飛行を行なっており、このうち2号機の「N8702L」がラパスを訪問しました。

ラパスのエル・アルト国際空港は標高13,300フィート、4,050メートルにあり、MAXの離着陸能力を含め、高地で機体性能の確認が行なわれました。ボーイングではエンジンや他のシステムなど規定通りの動きが確認できたとしています。

737 MAXの試験飛行は現在、3機体制で100フライトを超えています。今後は4機目と5機目の試験飛行機がそれぞれ初飛行を予定しています。ボーイングは、現在のテスト状況について、2017年第3四半期の初号機の引き渡しに向け、予定通りに進捗しているとしています。

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