アラスカ航空の機体記号、737が「AS」から「AK」へ変更

アラスカ航空の機体記号、737が「AS」から「AK」へ変更

ニュース画像 1枚目:アラスカ航空のレジ、「AS」から徐々に「AK」が増えていく
© Alaska Airlines
アラスカ航空のレジ、「AS」から徐々に「AK」が増えていく

アラスカ航空の737シリーズの機体記号(レジ)が今後、徐々に変化していきます。同社は現在、150機超の737-400、737-700、737-800、737-900を保有しています。これらの機体は全て接辞が「AS」ですが、2016年4月に受領した737-900ERは「N224AK」と「N236AK」で、「AK」に変化しています。接辞「AS」のはじまりは、1966年10月に727に付けた「N797AS」で、約50年にわたる伝統が変わりつつあります。

アメリカの機体記号は、全て「N」ではじまり、数字とアルファベットを組み合わせた5つの文字が後に続きます。アラスカ航空はこの変化について、「AS」はアラスカ航空だけに割り当てられている記号ではないとし、新しい意味のある接辞を検討したと紹介しています。新しい「AK」は同社が本拠とするアラスカ州の略称であることが採用した理由です。「AS」は残り8、「AK」は残り350で、変更は不可避でした。

機体記号の「AS」はアラスカ航空の歴史にある「アラスカ・スター・エアラインズ」に由来するもので、1944年に「スター」が無くなり、現在の社名となっています。ちなみに、アラスカ航空はIATA、ICAO略称は「AS」「ASA」で、この記号変更は無いとしています。

また、新機種となる737 MAXについては、MAX-8が「N8xxAK」、MAX-9が「N9xxAK」で順次、割り振られます。ちなみにアラスカ航空の737は「AS」と「AK」が使われますが、CRJでは「AG」、ERJでは「SY」を接辞に使用しています。

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