アメリカン航空は2016年11月4日(金)から、ダラス・フォートワース発着でマドリード線とサンパウロ・グアルーリョス線に787-9を投入すると発表しました。同社は787-9に初めてプレミアム・エコノミーを装備し、このサービスを開始します。
アメリカン航空の787-9はビジネスが「1-2-1」でフルフラットになる30席を装備しているほか、プレミアム・エコノミーは「2-3-2」で21席、エコノミーの足元がエコノミーより6インチ広いメイン・キャビン・エクストラは「3-3-3」で27席、エコノミーは「3-3-3」で207席の計285席仕様です。
全シートにシートバックモニターを備え、機内エンターテイメントシステムが楽しめ、Wi-Fi装備でテレビ番組をリアルタイムに視聴できるほか、電源、USBポートを備えています。
このうち、プレミアム・エコノミーは革シートで、メイン・キャビン・エクストラよりもくつろぐことができるシートピッチが38インチで、モニターもより大型化されています。ノイズリダクションのヘッドフォンが提供されるほか、無料のワイン、ビールなどアルコール類の提供など、機内食のサービスもアップグレードされています。
このマドリード線とサンパウロ・グアルーリョス線はいずれも777から機材変更されるもので、このうちサンパウロ線は日本航空(JAL)がコードシェアを実施しています。
なお、詳しいスケジュールやサービス内容はアメリカン航空のホームページ、または下記の関連ジャンルから「時刻表」を参照ください。