エアバスは2016年7月11日(月)、アルキア・イスラエル・エアラインズからA330-900neoを最大4機、受注したと発表しました。ファンボロー・エアショーで発表されたもので、イスラエルの航空会社で初めてエアバスのワイドボディ機が導入されます。
アルキアはこの機材を使用し、長距離路線やレジャー市場の需要に対応する同社の主力機材となります。同社は2012年にA321neoを4機発注しており、これに続くエアバス機の発注です。
エアバスは同社のコクピットをはじめ、多くの部分で機体の共通性が保たれており、クロス・クルー・クオリフィケーションコンセプトに基づいてパイロットやエンジニアがワイドボディとナロウボディの2機種を相互にシームレスに対応することが可能だとしています。
アルキアはA330-900neoで、イスラエルを拠点に競争力の高い国際線の長距離路線を展開し、効率的に成長を遂げていく重要な機材になるとし、客室の快適さや最新の製品の提供が鍵になるとしています。