米海兵隊のCH-53、陸自災害訓練「美ら島レスキュー」に普天間から参加

米海兵隊のCH-53、陸自災害訓練「美ら島レスキュー」に普天間から参加

ニュース画像 1枚目:訓練に参加する海兵隊のCH-53
© アメリカ海兵隊
訓練に参加する海兵隊のCH-53

アメリカ海兵隊は2016年7月25日(月)、沖縄地方を管轄する陸上自衛隊第15旅団が7月20日(水)から7月21日(木)まで実施した災害対処訓練「美ら島レスキュー2016」に、アメリカ海兵隊普天間基地のCH-53ヘリコプターが参加したと発表しました。

「美ら島レスキュー」は、沖縄での大規模な地震や津波発災直後の初動対処、応急救助、応急復旧など災害対処能力の向上を目的とした訓練です。2016年の訓練では2日間にわたって図上訓練と実動訓練が行われ、66の防災関係機関などと共同して訓練が実施されました。

アメリカ海兵隊は2015年に「美ら島レスキュー」へ初参加し、普天間基地に所属するCH-53の参加は、2015年の訓練に引き続き2年連続となります。2016年の訓練では、普天間基地に設定された模擬の被災現場から、負傷者役の自衛隊員に手当てを施すためCH-53で那覇基地へ搬送する訓練などが実施されました。

なお、「美ら島レスキュー2016」ではアメリカ海兵隊のCH-53のほか、陸上自衛隊のCH-47J、海上保安庁のAW139、機体番号(レジ)「JA974A」や、ドクターヘリのEC135P2+、機体番号(レジ)「JA836H」など、様々な機関の航空機が参加しています。

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