レッドブルエアレース・ラウジッツ、室屋選手はオーバーGで初戦敗退

レッドブルエアレース・ラウジッツ、室屋選手はオーバーGで初戦敗退

ニュース画像 1枚目:レッドブル・エアレース 2016 ラウジッツ
© Red Bull Air Race
レッドブル・エアレース 2016 ラウジッツ

2016年9月3日(土)と9月4日(日)の2日間、ドイツ・ブランデンブルク州のユーロスピードウェイ・ラウジッツ(EuroSpeedway Lausitz)で「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ 2016ラウジッツ」が開催されました。大会では、マスター・クラスでオーストラリアのマット・ホール選手がアスコットに続いて2大会連続優勝、日本から出場している室屋義秀選手は予選を4位で通過したものの、決勝戦初戦の「ラウンド・オブ14」でフランスのニコラス・イワノフ選手に敗れ、同ラウンドで敗退しました。

9月3日(土)の予選で室屋選手は2度の飛行のうち、1回目を54秒700で飛行、2回目の飛行はオーバーGでDNFとなり、4位で予選を通過しました。地元ドイツのマティアス・ドルダラー選手は予選を8位で通過、予選1位はイギリスのナイジェル・ラム選手が獲得しました。

翌9月4日(日)の決勝戦、初戦の「ラウンド・オブ14」では、予選1位のナイジェル・ラム選手がチェコのマルティン・ソンカ選手に敗れて同ラウンドで敗退、室屋選手は対戦相手のニコラス・イワノフ選手が2秒のペナルティを与えられて57秒台と比較的に遅いタイムだったものの、室屋選手自身の飛行でオーバーGとなり同ラウンドでの敗退が決定、波乱の展開となりました。

なお予選8位だった地元マティアス・ドルダラー選手は最終的に2位で大会を終え、優勝は前回のアスコット戦と同じくマット・ホール選手が獲得しています。

室屋選手の2016年のエアレース総合得点は、今回のラウジッツ戦でのポイント獲得はなく25.5ポイントで推移、マスター・クラス14人中6位から8位に順位を落としました。2016年シーズンは残りインディアナポリス、ラスベガスの2戦で、トップのマティアス・ドルダラー選手との点差が30ポイント以上となったことから、2016年の総合優勝の可能性は無くなりました。今後は残り2戦と千葉大会優勝の15ポイントを活かして表彰台入りとなるかが注目されます。

期日: 2016/09/03 〜 2016/09/04
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