回転翼やオスプレイの訓練移転、日米合同委員会で合意 9月から実施へ

回転翼やオスプレイの訓練移転、日米合同委員会で合意 9月から実施へ

防衛省は2016年9月1日(木)、日米合同委員会で沖縄の負担軽減を目的に訓練移転を行ううち、AH-1、CH-53、MV-22オスプレイなど、普天間飛行場に所在する回転翼機、ティルト・ローター機などの訓練活動を沖縄県外に移転することで合意したと発表しました。

合意した訓練は、日米共同訓練、または米軍単独訓練で、移転先は沖縄以外の日本国内、または米国の施政下にある領域です。訓練移転は日本政府の要請にため、訓練移転に関連する追加的な経費は日本政府が負担します。

これを受け、2016年9月12日(月)から10月5日(水)まで、普天間基地の第265海兵隊中型ティルト・ローター機飛行隊がグアム島のアンダーセン空軍基地、また北マリアナ諸島のテニアン島の訓練場などへ訓練移転を実施します。ティルト・ローター機の訓練移転は、日米合同委員会での合意後、初めてのものとなります。

期間中、MV-22が16機程度、人員は約800名がグアムで航空強襲支援訓練などを実施します。

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