8月の訪日外客数は12.8%増の204万9,000人、航空路の拡充も貢献

8月の訪日外客数は12.8%増の204万9,000人、航空路の拡充も貢献

日本政府観光局(JNTO)は2016年9月21日(水)、8月の訪日外客数は前年同月比12.8%増の204万9,000人と、7月に続き200万人を超え、8月の過去最高となりました。これまでの8月の過去最高は2015年8月の181万7,000人でした。1月からの累計は、2015年から約2カ月前倒しで1,500万人を超え、1,606万人となっています。

このうち、韓国からは航空路線の新規就航や運航再開などで前年同月比17.4%増の458,900人と、8月として過去最高を記録しています。中国は、訪日クルーズの増加に加え、吉祥航空の関西/南京線の新規就航やチャーター便の運航などによる座席供給量の増加で前年同月比14.5%増の677,000人で、単月では7月に記録した過去最高に次ぐ過去2番目の訪日者数でした。

香港からも6月中旬から航空会社各社が成田、鹿児島や新千歳などに相次いで新規就航や増便したことで座席供給量が増加し、前年同月比12.6%増の159,300人で、8月として過去最高を記録しています。

このほか、7月から就航したスクートの成田/バンコク線やタイ・エアアジア・エックスのLCCが好調でタイが前年同月比で10.9%増となっているほか、エアアジア・エックスとの共同プロモーションを実施したマレーシアで26%増、インドネシア、フィリピン、ベトナムと航空会社や旅行会社のプロモーションで2桁増を記録しています。

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