三菱航空機と三菱重工、「納期変更を決定した事実はない」と発表

三菱航空機と三菱重工、「納期変更を決定した事実はない」と発表

三菱航空機、三菱重工業は2016年10月3日(月)、10月1日付けで日経新聞など一部報道で、MRJの納入時期を延期する旨の記事について、三菱航空機や三菱重工が発表したものではないとし、現時点で納期変更を決定した事実はないと書面で発表しました。

三菱航空機、三菱重工はMRJの開発について、安全性、性能の高さの両立を第一に、課題を克服し、安全性では慎重な開発を進めているとし、開発過程で生じた課題は、関係当局と顧客にも説明、相談し、適切な対応を進めているとしています。

また、両社は開発スケジュールなど重要な事項を決定した場合は、速やかに公表するとしています。これを踏まえると、日経などの報道で顧客に納入時期の延期を伝えているとの旨は、顧客への相談を行っている段階ともみられます。

なお、MRJの初号機はアメリカで試験飛行を行う拠点のモーゼスレイクに到着し、本格的に試験飛行を重ねて行く予定です。

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