神戸市、神戸空港のコンセッションで事業者公募 総額176億7,000万円

神戸市、神戸空港のコンセッションで事業者公募 総額176億7,000万円

神戸市は2016年10月11日(火)、神戸空港の運営事業者の公募を開始しました。9月13日に発表した「神戸空港特定運営事業等実施方針」のスケジュールに基づき開始したもので、募集要項などを配布しています。

運営権獲得時に事業者が支払う対価は、事業開始前に支払う対価「アップフロントフィー」が4億5,000万円、事業期間中の毎年度支払う対価「アニュアルフィー」が4億1,000万円で、42年間を単純合計すると176億7,000万円となります。

この事業は、民間事業者の創意工夫により、神戸空港を関西国際空港、大阪国際(伊丹)空港と一体運営に資する方策を講じることに重きが置かれ、3空港それぞれの能力を適切に活用し、関西全体の航空輸送需要の拡大、神戸経済の活性化と関西経済の発展に貢献することを目ざしています。

今後のスケジュールは、11月30日まで参加資格審査書類を受付し、12月下旬までに参加資格審査結果を順次通知し、2017年2月ごろから5月ごろにかけて競争的対話を行い、2017年6月30日に提案審査書類の提出を受けます。

優先交渉権者の選定、基本協定の締結は2017年8月ごろ、実施契約の締結は2017年10月ごろ、その後すぐに事業の引継ぎにはいり、2018年4月頃に事業開始となります。

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