オーストリア航空、2017年もパイロット100名超採用へ 2016年は145名

オーストリア航空は2016年は145名のパイロットを雇用する見込みで、2017年も100名ほどのパイロットを雇用する計画と発表しました。パイロットの大量採用は、同社がフォッカー21機を退役させ、エンブラエル機の導入を進めていること、2018年夏スケジュールに向けたA320や777の導入に関連した採用活動です。

2016年の採用は、すでに訓練を受けたパイロットが対象で、その多くはルフトハンザ・グループで訓練を受けたものの、商用機での経験が無い若い方を中心に採用しました。2017年の採用は、飛行経験が無く、ゼロから訓練する方を募集するもので、ルフトハンザ・グループのヨーロッパ・フライト・アカデミーで基本的な飛行訓練を行います。

オーストリア航空は、2016年末までに約1,100名のパイロットを雇用します。同社は現在、長距離機11機、短距離と中距離機67機、計78機を保有、運航しています。