フィジー・エアウェイズ、737 MAX 8を選定 737を更新へ

フィジー・エアウェイズ、737 MAX 8を選定 737を更新へ

ニュース画像 1枚目:737 MAX 8のフィジーエアウェイズ塗装
© Boeing / FIJI AIRWAYS
737 MAX 8のフィジーエアウェイズ塗装

フィジー・エアウェイズは2016年11月23日(水)、既存のナロウボディ機の更新として、737 MAX 8を選定したと発表しました。同社は現在、737-700を1機、737-800を4機、計5機の737を短、中距離に投入しています。この更新として737-8-MAXを5機導入する予定で、2機は2018年、残る3機は2019年に納入されます。

フィジー・エアウェイズと大株主のフィジー政府が締結、共同で発表したもので、ボーイングとエンジンメーカーのCFMインターナショナル、リース会社のGEキャピタル・アヴィエーション・サービス(GECAS)と12年間のセール・アンド・リースバック契約を締結しました。

新たに導入する737 MAXは、ビジネスとエコノミーの2クラス構成で、170席仕様とします。すでに同社スタッフがその客室デザインと仕様について選定を開始しています。これにより、同社は競争力の高い短、中距離路線のサービスを提供できるとしています。

フィジー・エアウェイズは、名称変更前の「エア・パシフィック」の3年前、2013年から747-400、767-300など長距離ワイドボディ機の更新を開始し、現在はA330-200、4機の導入を完了しています。また、737は3機が自社保有、2機をリースしており、機体記号(レジ)では「DQ-FJF」「DQ-FJG」「DQ-FJH」「DQ-FJN」「DQ-FJM」です。この機材更新で運航コストの削減、温暖化ガスの削減に加え、利用者の快適性を高めるねらいです。

ボーイングは、フィジー・エアウェイズの発表を受け、歓迎のコメントを発表しています。この発注分については確定契約後、同社の発注・納入リストに掲載します。

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