海上保安庁、5月12日から14日まで海賊対策でフィリピンへちゅらわし派遣

海上保安庁、5月12日から14日まで海賊対策でフィリピンへちゅらわし派遣

ニュース画像 1枚目:海上保安庁 ファルコン 900
© 海上保安庁
海上保安庁 ファルコン 900

海上保安庁は2017年5月12日(金)から5月14日(日)までの3日間、海賊対策のためフィリピンへ第11管区那覇航空基地所属のファルコン900「ちゅらわし」を派遣すると発表しました。海上保安監を団長に、海賊対処に係る連携訓練、意見・情報交換を実施し、連携と協力関係の強化を図ります。

今回の派遣では、日本から供与したフィリピン沿岸警備隊の40メートル級巡視艇と海保機が初めて連携訓練を実施する予定です。また、今回の派遣は、2017年1月に締結した日比海上保安機関間の長官級協力覚書に基づく具体的な取り組みとして、フィリピン沿岸警備隊、アジア海賊対策地域協力協定(ReCAAP)情報共有センターと海賊対処連携訓練を行い、海賊などの事案が多発する海域上空を飛行します。

なお、海上保安庁の派遣要員は、岩並秀一海上保安監をはじめ、搭乗員を含む11名、計12名です。日程は5月12日(金)に那覇を出発、マニラに到着後に意見・情報交換を行い、5月13日(土)はフィリピン沿岸警備隊などと海賊対処連携訓練、5月14日(日)にマニラを出発、那覇に帰着しうる予定です。派遣の対象とされているファルコン900「ちゅらわし」は、機体番号(レジ)「JA8570」と「JA8571」の2機が那覇航空基地所属となっています。

期日: 2017/05/12 〜 2017/05/14
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