イリューシン・ファイナンス、ロシア4社とMC-21のリース契約を締結

イリューシン・ファイナンス、ロシア4社とMC-21のリース契約を締結

ニュース画像 1枚目:開発が進められているMC-21-300
© Irkut
開発が進められているMC-21-300

イリューシン・ファイナンス(IFC)はモスクワ・ジュコーフスキー飛行場(ラメンスコエ空港)で開催された「MAKS国際航空ショー 2017」で、レッドウィングス、VIMエアラインズ、アルロサ航空、サラトフ・エアラインズのロシア4社とMC-21のリース契約を締結しました。

レッドウィングスとはMC-21-300の確定リース契約を締結し、2019年から2022年にかけて計16機を引き渡しする予定です。いずれもエコノミーのみの設定で211席を装着します。また、エンジンは4機がロシア製のPD-14エンジンを搭載、残り12機はプラット・アンド・ホイットニーのPW1400Gエンジンを搭載します。

VIMエアラインズはMC-21-300を15機、リースする覚書を締結し、2021年から2024年にかけて導入されます。12年の長期リース契約で、エンジンは改めて航空会社が選定します。機内は211席のモノクラス仕様です。

アルロサ航空は、MC-21-300を3機、12年間の長期リース契約の覚書を締結しました。なお、契約にはオプションとしてさらに3機を追加可能です。また、サラトフ・エアラインズは、6機を12年間のオペレーティング・リース契約で覚書を締結しました。最終確定は2017年末を予定しており、エンジン選定は改めて判断される予定で、機内は211席を装備します。

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