エアバスは2017年10月4日(水)、全日空(ANA)にA321neo初号機をハンブルクで引き渡しました。機体記号(レジ)は「JA132A」です。ANAのA321neoは、プラット・アンド・ホイットニーのPW1100G-JMギアード・ターボファンエンジンを搭載しています。フェリーフライトはNH9400便として、ハンブルク・フィンケンヴェルダー空港からノヴォシビルスク・トルマチェヴォ空港まで到着しており、引き続き羽田空港へ飛来する予定です。
ANAのA321neoはプレミアムクラスに8席、普通席に186席の合計194座席を装着した仕様で、9月12日(火)の羽田発熊本着NH641便から国内線での運航を開始しています。このA321neoは、全座席にタッチパネル式パーソナルモニターを完備、ビデオコンテンツをはじめ機内エンターテインメントシステムを装備しています。
ANAホールディングスはA321neoを22機発注しており、2023年度末までにA320neoを11機と合わせ、新型エンジンを搭載したA320ファミリーを33機とする計画です。