アリタリア航空は2017年11月14日(火)、イタリア大使館で同社70周年の記念式典を開催しました。日本市場向けの催しで、イタリアの世界遺産をはじめとする観光資源、またはビジネス訪問にあたり、同社のアップグレードしたサービスをアピールしました。
アリタリア航空のはじまりは、1947年7月にサヴォイア・マルケッティS.M.95で運航したことに遡り、1948年にはアヴァロ691でローマ、ダカール、ナタル、リオデジャネイロ、サンパウロと36時間の長距離国際線を就航しました。
客室乗務員は1950年代から乗務、1951年には温かい機内食の提供、1962年にはDC-8で日本路線の運航を開始、1969年には保有機をすべてジェット機とし、現在のアリタリア塗装に引き継がれる白、緑、赤の3色と尾翼の「A」を導入しました。1970年には同社初の747-100、機体記号(レジ)「I-DEMA」を導入し、ローマ/ニューヨーク線に就航、1973年にはシベリア上空を飛行する7時間でのフライトを実現しました。
レセプションで披露された客室乗務員の制服は、1950年代はソレッレ・フォンターナ、1960年にダリア・ビアジョッティ、1966年にティア・ロッシ、1969年にミラ・ショーン、1974年にアルベルト・ファビアーニ、1980年にフィオレンツァ・マルゾット、1986年にレナート・バレストラ、1991年にジョルジョ・アルマーニ、1998年にモンドリアン、2016年にエットーレ・ビロッタと変遷してきました。