エアバス・ヘリコプターズ、北海道防災航空隊向けAS365N3+を受注

エアバス・ヘリコプターズ、北海道防災航空隊向けAS365N3+を受注

ニュース画像 1枚目:AS365 N3+
© Anthony Pecchi / エアバス・ヘリコプターズ・ジャパン
AS365 N3+

エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンは2018年2月7日(水)、北海道とAS365N3+を1機、契約を締結したと発表しました。ドーファンファミリーの中型双発ヘリコプターAS365N3+は、新たな北海道消防防災ヘリコプターとして運航される予定です。北海道は納入期限として2019年3月22日付で新たな北海道消防防災ヘリコプターの納入を入札していました。

エアバス・ヘリコプターズは、ベストセラーのAS365N3+が北海道消防防災ヘリコプターとして選定されたことを歓迎すると同時に、耐久性と高い運航稼働率が実証されている機体は、冬の厳しい寒さで知られる北海道であらゆる天候下で、広範囲にわたる重要、かつ必要とされる全任務に大きな貢献するだろうとコメントしています。

北海道防災航空隊は、丘珠空港に消防防災ヘリコプター格納庫を持ち、災害発生時の活動をはじめ、救急・救助活動、火災防御活動、広域応援活動などの緊急運航を任務としています。

入札時には仕様として、計器飛行方式(IFR)の飛行、正副操縦士席2席を含む最大座席数は13席以上で、長さ185センチメートルから195センチメートルのメインストレッチャーを横向きに搭載し、6名以上の座席が確保できるスペースを求めていました。

このほか、ナビコムアビエーションのIMS-320や同等のヘリコプター動態管理システ
ム、GPS地図情報表示装置、救助用ホイスト装置、ホイスト監視カメラ、ラペリング装置、カーゴフック・スリング装置、ヘリコプターテレビ電送装置などを装備する仕様です。

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