海上自衛隊は2019年2月27日(水)、三菱重工業の長崎造船所で護衛艦「しらぬい(DD-120)」の引渡式、自衛艦旗授与式を実施しました。艦長は高須賀政信2等海佐で、当日は引渡式に続き、自衛艦旗授与式が実施され、祝賀会を経て出港しました。「しらぬい」は第3護衛隊群第7護衛隊に所属、定係港は大湊基地です。
「しらぬい」は、九州の八代海に伝えられる神秘な火光現象「不知火」に由来します。基準排水量は約5,100トン、全長151メートル、全幅18.3メートル、深さ10.9メートルで最大速力は30ノットです。
「しらぬい」には格納庫が設けられており、SH-60K哨戒ヘリコプターを最大2機搭載できますが、通常は1機を搭載します。機体の拘束・移送装置は1基、1条で2機を搭載する場合には手動になるとみられます。