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ロッキード・マーティン、2019年のF-35納入は134機

© Lockheed Martin
F-35

ロッキード・マーティンは2019年12月30日(月)、年間134機のF-35機を納入したと公表しました。2019年の納入目標は131機で、これを超える順調な納入実績となりました。

引き渡し機数134機は、2018年から47%増、2016年から約200%増の増加となります。2020年の目標は141機、ロッキード・マーティンでは2023年に生産のピーク時期を迎える予定で、この体制強化に向けた準備も整っているとコメントしています。

ロッキード・マーティンによるF-35の納入は3年連続で年間目標を達成しており、生産率や効率性の向上に加え、コスト削減に継続して取り組んでいるとアピールしています。第5世代の戦闘機としてF-35は世界で最も有能な戦闘機であり、第4世代のレガシー戦闘機と同等またはそれ以下のコストで提供しているとも強調しています。F-35Aの価格は7,790万ドルで、計画より1年早く8,000万ドル以内の目標を達成しています。

なお、2019年の最後に納入された134機目は、アメリカ海兵隊向けのSTOVLモデルのF-35Bでした。2019年の内訳は、アメリカ向けに81機、国際パートナー国向けに30機、日本を含む対外有償軍事援助(FMS)での輸出向けに23機が納入されました。