フランス海軍は2020年2月20日(木)、ISと戦う有志連合を支援するための「シャマール作戦(opération Chammal)」の一環として、空母打撃群を地中海に展開、航空作戦と並行してラファールMが同盟国と飛行訓練の実施を発表しました。
2月16日(日)には、フランス海軍ラファールMの2機、エジプト空軍ラファールの2機が空戦訓練を実施しました。フランス海軍の空母「シャルル・ド・ゴール(R-91)」から約200キロメートル離れた場所で、攻撃と防御のミッションを交互に行いました。エジプト空軍のE-2Cホークアイも航空支援のため、参加しました。
2月18日(火)には、ラファール10機がキプロスを訪問し、イギリス空軍ユーロファイター・タイフーンの2機と空戦訓練を行いました。同日に、ギリシャ海軍のイドラ級フリゲート「プサラ(F454)」が空母打撃群に参加し、10日間の予定で行動を共にしています。
「シャルル・ドゴール」空母打撃群は現在、地中海東部に展開し、フランス海軍の「シャマール作戦」の一環として実施された「フォッシュ」と呼ばれる展開で、ISと戦う有志連合の「生来の決意作戦」に参加しています。