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アイスランドの厳しい冬に対応する領空警備 ノルウェー空軍F-35A

© FORSVARET
ノルウェー空軍F-35A

アイスランドにとって2019/20年の冬は、この10年で一番厳しい冬となりましたが、ノルウェー空軍のF-35Aライトニング IIは、アイスランドの厳しい環境下でも問題なく対処しています。

風雪が厳しく吹き付けるアイスランドのケプラヴィーク国際空港は、F-35Aが配備されているノルウェーのオーランド空軍基地に環境が似ています。この季節、ノルウェー空軍が「北大西洋条約機構(NATO)によるアイスランドの領空警備」の任務に着いているのは偶然ではありません。

ケプラヴィーク国際空港には、戦闘機が駐機できる厚いコンクリートで作られたシェルターがあり、派遣された4機のF-35Aはシェルターに駐機しています。NATOから離陸要請があれば数分で空に上げる準備が整えられています。

アイスランドは空軍がないため、アメリカ空軍が領空警備に就いていましたが、2006年9月に撤退し、空白が生まれました。ロシア軍の航空機活動が活発になり、NATOに要請したことを受け、2008年5月からNATO同盟国が持ち回りで領空警備にあたっています。