イギリス海軍の空母「クイーン・エリザベス(R08)」は2021年9月4日(土)から9月9日(木)、アメリカ海軍横須賀基地に入港します。防衛省が発表しました。空母「クイーン・エリザベス」は2021年9月2日(木)から9月7日(火)にかけて海上自衛隊と演習、搭載する航空機は航空自衛隊と9月9日(木)にかけて演習の実施が発表されています。

アメリカ海軍横須賀基地には、「クイーン・エリザベス」に加え、タイド型給油艦「タイドスプリング(A136)」が9月5日(日)から9月7日(火)に入港します。また、オランダ海軍「エバーツェン(F805)」は、9月5日(日)から9月7日(火)に海上自衛隊横須賀基地へ入港します。「クイーン・エリザベス」の海兵は下船せず、他の2隻の海兵は下船予定ですが、施設からは外出しません。コロナ禍を配慮した対応で、艦艇公開も予定されていません。

「クイーン・エリザベス」は2021年5月22日(土)、エリザベス女王の見送りを受け、初めてのパトロール任務についています。7カ月半の任務のおよそ半分が経過しており、その間に初の実戦出撃をはじめ、地中海、インド洋、そして西太平洋で各国と演習を重ねています。クイーン・エリザベス空母打撃群(CSG21)のうち、23型フリゲート「ケント(F78)」と「リッチモンド(F239)」は8月に佐世保基地に入港し、補給を行っていました。