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CMA CGMのA350F、契約確定 開発に弾み

© AIRBUS
CMA CGMエア・カーゴ塗装のA350F イメージ

エアバスは2021年12月20日(月)、フランスの海運会社CMA CGM傘下で航空貨物事業を担うCMA CGMエア・カーゴ(CMA CGM AIR CARGO)とA350貨物機(F)の契約を確定したと発表しました。A350Fは2021年に開発が正式に発表された機種で、11月に開催されたドバイ・エアショーでリース会社からの受注を皮切りに契約を積み重ねています。今回、購入意向表明書(LoI)から、本契約へと移行したことで、開発にも弾みが付きます。

A350Fは、双発エンジンでボーイング777型貨物機(F)より搭載量は3%多く、747Fとほぼ同量を搭載でき、航続距離は777より200キロ(km)長い貨物専用機として開発が始められています。777Fより20%燃費が良く、2027年以降の国際民間航空機関(ICAO)の二酸化炭素排出基準を満たす機種としてアピールされています。

開発が発表されてから、購入意向表明書(LoI)の締結はこれまで22機分が確定、4機の追加発注の契約を獲得しています。このうち、CMA CGMの契約の4機分が確定に移行し、開発に弾みが付きます。

■A350Fの契約状況
(当初の契約日:契約社名、機数、納入時期)
11/15:エア・リース・コーポレーション、7機(LoI)、時期発表なし
11/19:CMA CGMエア・カーゴ、4機(LoI->12/20確定)、時期発表なし
12/15:シンガポール航空、7機(LoI)、2025年第4四半期
12/16:エールフランス、確定4機・追加4機(LoI)、時期発表なし
※LoI:購入意向表明書の締結

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