航空自衛隊・小松基地(石川県)は、共同訓練を行うイタリア空軍が2023年8月4日に到着した様子を公式SNSで公開しました。当初、2日からの展開が予定されていましたが、台風6号による影響で日程を延期していました。
小松基地へ飛来したのは、F-35AライトニングII戦闘機4機、KC-767空中給油・輸送機3機「機体記号:MM62227」「MM62228」「MM62229」、G550早期警戒機CAEW1機「MM62303」、第46航空旅団C-130J輸送機1機「MM62177」です。共同訓練は7日から開始しているとみられ、当初の予定では10日まで訓練が行われます。 イタリア空軍のKC-767は、保有4機のうち3機が小松基地へ飛来。G550は、ガルフストリームのプライベートジェット機をベースに、レーダーなどを機体側面に装備した改造機で、日本では見る機会が少ないだけに“異形”の機体として注目が集まっています。
航空自衛隊では、F-15戦闘機の特別塗装機、963号機「72-8963」も登場させ、史上初となるイタリア空軍との共同訓練に臨みます。
【#日伊共同訓練】
— 航空自衛隊 小松基地(Official) (@JasdfKomatsu) August 4, 2023
8月4日(金)、数々の困難を乗り越え #イタリア空軍 が #小松基地 に到着しました!彼らの勇気と努力に敬意を表します!
1920年、イタリアの勇敢なパイロットがローマから複葉機で3か月飛行し東京に辿り着きました。
100年ぶりの旧友との再会です!@ItalianAirForce #F35 pic.twitter.com/vdjPE8w8LO