フライドバイは2023年11月13日、アラブ首長国連邦(UAE)で開催中のドバイ・エアショーでボーイング787-9型機を30機発注することを発表しました。同社の保有機は、30機のボーイング737-800型機、47機の737-8-MAX、3機の737-9-MAX、計80機の737シリーズのみ。初めての大型ワイドボディ機発注です。
同社は、中東・ヨーロッパ・アフリカ・東南アジアなど100路線以上を運航していますが、導入する787-9は既存の高需要路線へ投入するとしています。発表に同席したボーイング民間航空機部門の社長兼CEOは、フライドバイによる新たな長距離路線の開設についても期待を寄せました。これまでも、2013年のドバイ・エアショーで75機の737MAXシリーズと11機の737-800、2017年の同エアショーでも737MAXシリーズ225機の発注を発表していました。