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ノルウェー・エアシャトル、A321LRを30機発注 A320neoから切り替え

© AIRBUS S.A.S.
ノルウェー・エアシャトルのA321LR、イメージ

ヨーロッパの格安航空会社(LCC)、ノルウェー・エアシャトルは2016年7月14日(木)、A321LRを発注しました。ノルウェー・エアシャトルは2012年にA320neoを100機発注しており、このうち30機分をA321LRへ切り替えたものです。契約はノルウェー・エアシャトルの子会社で、航空機リース会社のアークティック・アビエーション・アセット(AAA)が締結します。

エアバスがLCCとA321LRを契約するのは、これが初めてとなります。このA321LRは、A321neoをベースにした最大離陸重量(MTOW)97トンとした最新の機種です。航続距離は最大4,000海里、7,408キロを飛行でき、単通路機で最も長い距離を飛行できます。これにより、大西洋横断路線に投入が可能で、現在のボーイング757の市場を埋める機材として注目されています。

ノルウェー・エアシャトルは、このA321LR初号機を2019年から導入する予定で、2019年に8機、さらに2020年、2021年で発注した残る22機を導入します。

この機材の座席数は220席程度を装備する予定で、この機材はヨーロッパからアメリカ東海岸の都市を結んだり、スカンジナビア各地とアジア、あるいはヨーロッパと南米を結ぶ路線にも投入できるとし、同社は新路線も検討しています。

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