統合幕僚監部は2018年6月23日(土)16時ごろと6月24日(日)19時ごろに、東シナ海や日本海へ進出する中国海軍艦艇を確認したと発表しました。
6月23日(土)は、海上自衛隊第5航空群で那覇基地所属のP-3Cが、沖縄本島の南約70キロメートルの海域を西進する中国海軍ジャンカイⅡ級フリゲート1隻を確認しました。この艦艇は、艦番号が「548」で、その後、沖縄本島と宮古島の間の海域を北上し、東シナ海へ向けて航行したことが確認されています。
6月24日(日)には、海上自衛隊第3ミサイル艇隊で佐世保基地所属の「おおたか(PG-826)」と、第1航空群で鹿屋基地所属のP-3Cが、下対馬の西約70キロメートルの海域を北東進する中国海軍ルフ級駆逐艦1隻を確認しました。この艦艇は、艦番号が「113」で、その後、対馬海峡を北上し、日本海へ向けて航行したことを確認されています。
なお、6月23日(土)に確認されたジャンカイⅡ級フリゲート 艦番号「548」は、6月17日(日)に沖縄本島と宮古島の間の海域を南東進し、太平洋へ進出したものと同一であることが確認されています。