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スカイマーク、経営破綻以降はじめての737-800 8月中旬に受領

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スカイマーク 737-800

スカイマークは2018年8月中旬ごろ、同社の新機材となる機体記号(レジ)「JA73AA」が引き渡しされる予定と明らかにしました。スカイマークは2017年8月に国土交通省航空局に737-800を3機、予約登録を申請しており、「JA73AA」は製造番号(msn)「63413」です。申請時は2018年7月受領の予定ですが、スカイマークはスケジュールがやや遅れているとしています。2019年5月ごろにはさらに2機を追加する予定で、これらの機材は2015年の経営破綻以降、はじめて導入する機材となります。

スカイマークは2017年度の旅客数が722万人、提供座席数は854万席と経営破綻後で最高を記録しており、特に旅客数は破綻前を含めて最高を記録しています。さらなる成長には増機が急務で、収益源であるものの発着枠の拡大が難しい羽田以外の成長市場を確保、創出したい考えです。まず、8月には名古屋(セントレア)発着で鹿児島線、さらにその機材を鹿児島/奄美線に投入、新路線の開設でネットワークを拡充します。

ネットワーク展開では、茨城や神戸、さらに名古屋(セントレア)に潜在性を見出しており、深夜便を含む高い機材稼働率と、破綻後に実現している定時運航率1位の信頼性、大手より安く、格安航空会社(LCC)とも遜色ない価格競争力で、第3極として市場での選択肢を強くアピールしていく考えです。

また、スカイマークが運航する航空機のうち、現在は2007年導入が1機、2008年が2機、2009年が3機と、737-800の後継となる機種選定も大きな課題となっています。特に、737-800の製造終了が目前に迫り、次期主力機には737-MAX、またはA320neoとボーイング、エアバスの単通路機が選択肢とみられています。これについてスカイマークは決定したことはないとしつつ、サイパンやパラオへの国際線就航や2020年の再上場後を含む今後の事業やネットワーク展開、社内体制を視野に選定したい考えです。

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