南欧マドリードへ その1 上海トランジット - 中国東方航空 搭乗記(レビュー)・写真

航空会社 中国東方航空

2024年02月11日に撮影された中国東方航空の航空機写真

© さんぜんさん

中国東方航空は、1988年6月25日に中国民用航空局の企業化...
中国
IATA | ICAO
MU | CES
アライアンス
スカイチーム

搭乗レビュー
南欧マドリードへ その1 上海トランジット

航空会社
中国東方航空
便名
MU576
エコノミー
搭乗日
2023/07
路線
羽田(東京) → 浦東(上海)
機体記号
B-8650
機材
Airbus A321-211
総評:3
3ッ星
口コミ投稿者
xingyeさん
アクセス数
2,083
投稿日
2023/08/04

総評

 コロナでできなかった海外空港のスポッティングの旅を復活した。今回は一度行ってみたいと前々から思っていたマドリードとギリシャへの旅。撮影だけを考え、バックパック一個で、できるだけコストを抑えた旅を計画した。

 第1便は上海トランジットのマドリード行きの上海までの便だ。中国の航空会社はコロナにもめげず、中国の主要都市をハブとして世界中の主要都市を結んだ便がいち早く復活している。安くて便利な中国の航空会社の便だが、周囲は中国語ばかりで日本語は通じず、日本語のアナウンスもない環境に耐える事と、何か問題があった時のリカバーが困難であることを覚悟すれば、非常にコスパが良い旅が楽しめる。

 この便を選ぶにあたり、上海での乗り換え時間が2時間と短く、遅れると上海で思わぬ一泊を強いられ、その後の日程がめちゃくちゃになる恐れがある。一応、上海までで大きな遅れが発生していない事を確認して便を購入した。

 出発時間の2時間前、6:40にはチェックインカウンターの前に着いたが、はや大混雑で人があふれていた。半年前には考えられない混雑で、マスクをしていない人も多い。コロナの反動と夏休みが重なったのだと勝手に思い並んだ。その次のセキュリティーチェックは更に人が多く、チェックの入り口から羽田T3のビルの端まで行って帰っての列ができていた。こんなに混んでいるのをコロナ前にも経験したこともない。検査ラインが止まっているのもあり、乗客の増加に要員の数が付いていけないようだ。搭乗ゲート前に着いたのは搭乗開始の直前で、まったく時間の余裕はなし。

 搭乗開始は、予定通り出発45分前。今度は出発便が重なり混雑で出発の順番が回ってこない。結局、出発時間に対して1時間遅れで離陸。過去にこんなに遅れた記録はない。上海の乗り継ぎはできるだろうか、一気に心配になった。

 天候は東海地方から九州まで梅雨のため雲の下で見えなかったが、飛行は順調で、揺れもなく快適な飛行であった。

 浦東国際空港への着陸は、到着予定に対して45分遅れだった。上海浦東国際空港も広いので、到着ゲートまでの地上方向の時間が長く、結局、1時間10分遅れで到着した。

 上海乗り換えの乗客は全部で13名いた。ゲートを出たところで、担当者が待っていて案内してくれた。長い通路を通り、ゲートをいくつも通過して、おまけにターミナルが案内してくれた。セキュリティーチェックはコロナ前の水準と比較して丁寧なチェックを行い、トランジットで急いでいるのに関係なく時間が掛かった。おまけに、搭乗ゲートは新しいターミナルS2でシャトルに乗って移動。どんなルートで移動したかは、複雑なため思い出せず、二度と同じルートでの移動はできないであろう。次の搭乗ゲートG116についた時、搭乗は殆ど終わっており、何とか間に合った。最初の便から、とんだスリルを味わったものだ。
 
 たまたま1時間遅れで危険な目にあった。預けた荷物がなかったので助かったが、もし預けていたら荷物は上海に置き去りになっていただろう。

  • 写真の種類:出発空港での写真
    搭乗写真:出発空港での写真

    羽田は、コロナ明けの夏休み前で大混雑だった。早朝、出発2時間前、チェックインカウンターに並んだが6:40なのに、はや長蛇の列。出発時間が重なってか、各社ともにカウンター前は、コロナを忘れたかの肩をぶつけ合う長い列になっていた。

    評価:地上サービス
    3ッ星
    コロナ明けの反動かもしれないが、羽田はコロナ以前より大混雑。チェックインカウンター、セキュリティーを通過するのに時間が掛... 続き
  • 写真の種類:出発空港での写真
    搭乗写真:出発空港での写真

    やっとチェックインしたら、今後はセキュリティーチェックも予想外の長蛇の列。T3の端の壁まで行って来い、往復の列になっていた。5月に成田から出発したときはガラガラだったのに、時期の違いか、羽田と成田の違いか、その差にただ驚いた。

  • 写真の種類:出発空港での写真
    搭乗写真:出発空港での写真

    出発ゲート147に着くと、休む間もなく搭乗開始。チェックイン時にい聞いたところによると、乗客は80%位が中国人とのこと。中国の航空会社だからか、中国訪問にはビザが必須になっているからか、見た目には分からないが、中国人が多い。

  • 写真の種類:機窓・風景
    搭乗写真:機窓・風景

    羽田は出発便の重なりで大混雑、離陸したのは出発時間に対して1時間遅れ。上海でのマドリード行きへの乗り換えの余裕時間は2時間しかないが待ってくれるか。いつか、北京でトランジットの時、間に合わず北京に余分に泊まらされたことを思いだした。

  • 写真の種類:機窓・風景
    搭乗写真:機窓・風景

    1時間遅れで何とか離陸した。横浜上空。ベイブリッジが見える。

  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    搭乗写真:機内食・ドリンク

    典型的な中国の航空会社の機内食メニュー。牛肉または鶏肉の炒め物とライス。バター付きパン。野菜等冷菜小皿、デザートの”小倉あんパイ”とピーナツ。

    評価:機内食・ドリンク
    3ッ星
    メインディッシュの牛肉の炒め物で中華風。これを含め4皿で皿数は多いが、特別感動するメニューでもない。ドリンクはビールあり... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    搭乗写真:座席(シート)

    洒落た明るい薄茶色のファブリックシート(使用後)。室内が明るく、広く感じる。

    評価:座席(シート)
    4ッ星
    うす茶色の明るいファブリックシート。清潔感はある。
  • 写真の種類:機窓・風景
    搭乗写真:機窓・風景

    五島列島上空。名古屋ー大阪ー瀬戸内海-福岡ー五島列島ー上海、一直線に飛行すると上海。

  • 写真の種類:機窓・風景
    搭乗写真:機窓・風景

    中国大陸が見えてきた。上海近郊の工業地帯。海の色は、陸に近ずくと揚子江のため茶色に濁っている。

  • 写真の種類:到着空港での写真
    搭乗写真:到着空港での写真

    上海浦東国際空港に着陸。一時間遅れ、浦東国際空港は広いので、1時間でトランジットは可能か。ハラハラの着陸。

    評価:コストパフォーマンス
    5ッ星
    マドリードまで通しで片道9万円強。コスパは非常によい。ただし、上海のトランジット時間は2時間で短く、便が遅れるとアウト。... 続き
  • 写真の種類:旅の思い出・その他
    搭乗写真:旅の思い出・その他

    飛行ルート

フライトログ

搭乗の詳細データです。

座席番号
39L
搭乗クラス
エコノミー
区間マイル
1740km
出発予定時刻
8:40 JST
搭乗時刻
8:15
出発時刻
9:23
飛行高度
32,000ft
飛行速度
460kt
到着予定時刻
10:30 CST
到着時刻
12:40
予定飛行時間
2:50
出発空港 天気・気温
曇りOvercast 29℃
出発ゲート・スポット
147
出発空港 風速・風向
12kt 220°
離陸滑走路
16R
離陸時刻
9:42
到着空港 天気・気温
快晴
到着ゲート・スポット
16
着陸滑走路
35L
着陸時刻
12:13
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