コールドミールだが気分はまるで日本上空の食事つき遊覧飛行(笑) - JAL (日本航空) 口コミ・評価

航空会社 JAL (日本航空)

2020年02月03日に撮影されたJAL (日本航空)の航空機写真

© STAR TEAMさん

第2次大戦後の1951年8月1日設立。1951年10月25日...
日本
IATA | ICAO
JL | JAL
アライアンス
ワンワールド

搭乗レビュー
コールドミールだが気分はまるで日本上空の食事つき遊覧飛行(笑)

航空会社
日本航空
便名
JL954
エコノミー
搭乗日
2016/03
路線
仁川(ソウル) → 成田(東京)
機体記号
JA303J
機材
Boeing 737-846
総評:4
4ッ星
機内食・ドリンク
4ッ星
座席(シート)
4ッ星
機内スタッフサービス
5ッ星
エンターティメント
4ッ星
トイレ・洗面台
無評価
機材コンディション
5ッ星
地上サービス
4ッ星
口コミ投稿者
HB-JMBさん
アクセス数
691
投稿日
2016/04/02

搭乗写真

  • 写真の種類:機内エンターティメント・アメニティ
    エンタメのコントローラー。ひじ掛けの... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    座席の背。テーブルより上の部分。この... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    低脂肪食のボックスミール。配膳された... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    低脂肪食ボックスミール内容物
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    低脂肪食ボックスミール。食事の拡大写... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    サンドイッチのラップを外した状態
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    サンドイッチがローストビーフだったた... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    兵庫県沖と思われるの日本海上空で下方... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    いよいよ日本の領土上空に進入。富山県... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    富山平野の扇状地から日本の領土に入り... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    北アルプス北方からさらに進み長野県飯... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    座席の背の全体。
  • 写真の種類:機窓・風景
    太子から何マイルというおそらくはRN... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    シートベルト着用サインが点灯した状態... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    虹に囲まれた自機の陰。銚子から内陸に... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    神崎町付近、すなわち茨城県と千葉県の... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    成田空港R/W16Lへの最終着陸体制... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    成田空港B滑走路 R/W 16Lへの... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    R/W16L着陸後、サテライトの脇に... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    韓国内空港では機内での撮影をしなかっ... 続き

総評

【機内食・ドリンク】
 国際線用737-800が投入されているが、仁川~成田線ではコールドミールのボックスミールである。
 ちなみにこの路線では低脂肪ミールをリクエストしたが、そうしたリクエストも対応可能なのはさすがである。

 ただし、同じJALでも羽田~金浦ではホットミールだし、他社の仁川~成田はホットミールのため、それに比べれば見劣りしないと言えなくはないが・・・。とはいえ飛行時間2時間程度の路線ではLCCならミールサービスは当然ないわけだし、FSCとて北米大陸内や欧州内では無料のミールサービスがないことは決して珍しくはないのだからコールドのボックスとはいえ軽食とビールワインを含めた飲み物が無料で供されることは今ではありがたいと思わなくてはならないご時勢ではあるが・・・
  
【座席(シート)】
 座席の前後方向にはかなり余裕がある(オールエコノミーなら170~180席程度が主流の飛行機にC12/Y144のV41で合計156席しか設けていないため)。横方向は標準的な737である。3-3配置で窓側に座ったが、座席デザインの妙からか思ったほど横方向の圧迫感は感じなかった。

【機内スタッフ】
 客室乗務員は5名で対応するため、ビジネスクラスが12席あるがサービスは案外スムーズに進み、かつ連携も取れており、対応も問題なかったものと思われる。

【エンターティメント】
 737-800を国際線用に導入したばかりの頃にはナローボディー機なのにシートテレビがついていてさすがとは思ったが、今のFSCのエンタメシステムではタッチパネル式でUSBポート、ビデオポート、シート電源がついているのが最新式と言われているだけにそれから考えるとちょっと見劣りはするといわざるを得ない。ただし、737-800の航続距離で運航できる範囲の中短距離の国際線であればせいぜい飛行時間で4~5時間程度であろうから(成田からなら香港・広州・マニラ・グアム程度が限度と思われ)FSCでもワイドボディー機にはエンタメがあるが、国際線投入のナローボディー機には個人用エンタメ自体がない場合があることから(例:BRの321やかつてのMD90、OZの320ファミリー、CIの738など)これらと比べればついているだけマシとは思われる。
 なお、738のV41ではタッチパネル式ではなく、ひじかけにあるコントローラーを引き出さないと使えない方式のため注意が必要である。なお、738の場合、着陸直前にはAirshowは他のエンタメと同時に終了してしまうので注意(おそらくは737の原設計では個人用機内エンタメシステムを載せることを考慮しておらず、NGになってから搭載が可能なように仕様を見直した関係で、着陸時の航法機器への影響を十分に検証できていないことで、機体のレギュレーション上使えるようにはできないという可能性が考えられる。天草エアラインのDHC8で離着陸時の電子機器使用が引退するまでできなかったことと同様の事情と推測される)
 
【トイレ・洗面台】
 満席便の窓側席に座っていてかつ近距離路線だったので利用機会なし。

【機材コンディション】
 2007年導入の機体で、JALのB737NGでは初期に導入された機体で機齢は8年ほど経つようだが、途中で重整備を受けたためなのか機齢の割には整備状態や経年化が目に見えて気になる点は見受けられず。

【空港サービス】
 ウェブの機能はJL093便のときに書いたような不満がないわけではないが、仁川空港でのQuICでの自動チェックイン後に窓か通路側かに座席変更をお願いしたが(ウェブチェックインのときは3人掛けの真ん中だったため)、カウンター係員も流暢な日本語丁寧にで対応していたのは好印象で結果オーライである。
 飛行機が小さいせいか、カウンター待ち時間もそれほど長くなかった。ただし、以下に記す特有の事項には注意すること
 1.チェック後、カウンター付近で5分ほど待機し、呼び出しを受けないことを確認してから保安検査に進まなくてはならないから注意。
 2.JAL便はたいていシャトル電車で行くConcourse Aの100番~114番あたりのゲートがアサインされることが多いが、チェックインカウンターからゲートまで思ったより遠いので注意。カウンターの表示では40分以上かかる可能性があるとの注意喚起がある。なお、保安検査および出国審査の渋滞にはまらなければそれほどは時間がかからないが早め早めの行動が吉と思われる。
 3.これはどこかのレビューにあったが、一旦Main Terminalからシャトル電車に乗ってConcourseに行ってしまうとMain Terminalへは戻れない構造であるので注意
 4.免税店はConcourse A側にもある。
 これは航空会社のサービスとは直接関係はないが、保安検査・出国審査後のラウンジの選択肢は多く、プラハのPlaza Premiem Loungeのような空港会社が運営(あるいは第三者委託)する有料ラウンジもいくつもあるのはさすがで、成田や関西、中部空港が貧弱に見え、かつ世界の潮流から1周も2周も遅れているような印象を強く感じ、これで国際的なハブを目指しているが看板倒れ?と思ってしまうほどである。これはJALの空港サービス評価に直接関係はしないが前々から気になっていたのであえて書かせていただく(なお、当該ラウンジが旅客が所属するカード会社やラウンジ利用プログラム、あるいは航空会社のステータスなどで現実に使えるかどうかは別問題であるが・・・)。こうした有料ラウンジあるいは航空会社ラウンジは使いようによっては空港会社が(着陸料をあまり高額に設定できない中で)いわゆる上級の顧客(私のことではないが・・・笑)から収入をいただくということは空港の収支バランスをよくするにも貢献する手段になりうるのだから、(成田や関空は)、その手の流れに完全に乗り遅れているのではと感じてしまうわけで・・・


【総合評価】
 日本発着のナローボディー機国際線は初めてで、何となく圧迫感があってという心配をしていたが、よい意味で裏切られた格好となった。737のBSIでない仕様のため荷物棚が狭く若干機内が暗めということは気になるものの、同じ年式の737NGを導入している他の航空会社とて同じなのでJALだけが不利というわけではない。2時間程度であれば気にならない。
 というより、日本領空に入ってからはおおむね天候がよく、特に富山付近から領土に進入してからは景色も大変よく(北陸発東京行き国内線ではこのルートが多いようだが)途中でシートベルト着用サインが点灯するほどのゆれにも遭遇しなかったことも要因かもしれない。
 ただし、737-800の航続距離の限界に近い距離の路線に乗った場合には、いくら座席やエンタメに工夫があるとはいえ、3-3配列であるためトイレへの行き来の関係あるいは荷物棚の狭さの関係で評価が変わる可能性があることを補足しておく。

フライトログ

搭乗の詳細データです。

座席番号
51K
搭乗クラス
Y
出発予定時刻
1110
搭乗時刻
1039
出発時刻
1110
飛行高度
FL370
到着予定時刻
1345
到着時刻
1326
予定飛行時間
2+00
出発ゲート・スポット
Gate/Spot114
離陸滑走路
35L
離陸時刻
1129
到着ゲート・スポット
Gate/Spot62
着陸滑走路
16L
着陸時刻
1321
メモ
時刻はUTC+9での表記

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