初めてのLCCで台湾高雄へ（行き） - バニラエア 口コミ・評価

新装なった成田T3から高雄に行って来ました。
恥ずかしながら初めてのLCCです。何しろ価格が安い！座席を指定できるコミコミバニラでも往復3万円を切ります。

先ず成田T3の印象から。天井板を抜いてあるとは言え低く、全体にこじんまりした印象です。国際空港的な洗練された雰囲気はありません。フードコートも相まって高速のサービスエリア的な雰囲気です。ただ、陸上トラックを模した通路は、判りやすく成功してます。
国際線手荷物検査から出国までは、まだエアラインが少ないので空いています。バニラのチェックインも早めに行った事もあり、それほど並びませんでした。8割程度埋まった客層は台湾人8、日本人2くらいの比率だと思います。ほとんどの人が深緑のパスポートでした。大陸の人とは違い、台湾人は日本人とさほど違わず、静かにマナーよく乗ってくれます。大声を出している人がいたらきっと大陸人でしょう。

機材は今年2月に来たばかりのJA08VAです。あちこちピカピカで気分は良いですが、機材の印象はとにもかくにも「狭い！狭い！狭い！」です。
どちらかと言うと日本人としても足の短い方だと自負していますが、それでも普通に座って膝小僧が前の席に触れんばかりです。足を組むには「よいしょ！」と片足を膝より上に大きく上げねばなりません。窓側席の人がトイレに立つには、通路側の人が立たないと無理だと思います。行きは通路に台湾の人が座っていたので、窓側の私は遠慮して到着まで我慢してしまいました。3人全て座った場合、高雄まで約4時間は非常に苦痛だと思います。
ちょっと裏技的なのは帰りの便のレポートで。

エンターティメントは全くありません。何か時間をつぶすものを持って行った方がいいと思います。居眠りするにもほとんどリクライニングしない背もたれの立ったシートは疲れます。

食事は列車の社内販売方式で売りに来ます。私はメンチカツサンド（550円）とオニオンコンソメスープ（200円）を注文しました。食事とドリンクを一緒に買うと50円割引されます。
味はコンビニの惣菜パン程度だと思ってください。量が少ないので2つ欲しくなるところです。それだと高いですね。コンソメスープは当然ながら無料のANAの奴よりはおいしいです。

鹿児島を抜けるまでは曇っており少々揺れましたが、その後は晴れて気流も安定し、快適な飛行でした。高雄へは西から進入し、サークリングでRWY27へ着陸。

高雄空港は日本の中規模空港クラスです。那覇がサイズ的に一番近いでしょうか？建物は古いのですがボロい感じはしませんでした。
日本人の方が圧倒的に少なかったので、入国審査はスムーズに抜けて入国。

最終的なバニラの印象は帰りの便に書きます。