シンガポール航空、アデレード線にA350-900中距離機を投入

シンガポール航空、アデレード線にA350-900中距離機を投入

ニュース画像 1枚目:シンガポール航空のA350
© AIRBUS S.A.S.
シンガポール航空のA350

シンガポール航空は2018年12月18日(火)、シンガポール/アデレード線に同社初となるA350-900中距離機を投入したと発表しました。同機は、新たなリージョナルビジネスクラス、エコノミークラスの客室プロダクトを特徴としているほか、同社初となるフランス・タレスのAVANT機内エンターテイメントシステムを搭載しています。

A350-900中距離機は、12月17日(月)のシンガポール発23時34分、アデレード着翌日8時15分のSQ279便、12月18日(火)のアデレード発10時45分、シンガポール着15時30分のSQ278便で最初のフライトを終えました。

この新たな客室プロダクトは、近ごろ同社の787-10に導入されたもので、A350-900中距離機では、配列「1-2-1」で全席が通路に面したビジネスクラス40席、配列「3-3-3」のエコノミークラス263席が設備されています。

新ビジネスクラスは、座席幅26インチ、76センチのフルフラットとなるステリア・エアロスペース製の座席で、広々とした収納やUSBポート、調整可能な読書灯や17インチの高画質タッチスクリーンモニターを装備しています。

新エコノミークラスでは、人間工学的に設計された背もたれのレカロデザインの座席で、6方向に調節できるヘッドレストや、11.6インチの高画質タッチスクリーン、USBポートや充電設備などを使用することができます。

なお、1月からはブリスベン線にもA350-900中距離機が導入されています。シンガポール航空は、計67機のA350-900を発注しており、既に7機のウルトラロングレンジ機、21機の長距離機、2機の中距離機の計30機を受領しています。

期日: 2018/12/18から
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