エンブラエル、E190Fの初飛行に成功! 旅客機から貨物機への転換プログラム進行中

エンブラエル、E190Fの初飛行に成功! 旅客機から貨物機への転換プログラム進行中

ニュース画像 1枚目:E190P2F 初飛行の様子
© Embraer
E190P2F 初飛行の様子

ブラジルの航空機メーカー・エンブラエルは、E190F型機の初飛行に成功したことを発表しました。旅客機を貨物機に転換する「P2F」プログラムにて改造された機体です。

今回貨物機に改造され初飛行を行った機体は、アメリカのリース会社であるリージョナル・ワンが保有するもの。初飛行は2024年4月5日にエンブラエルの本社が所在するサン・ジョゼ・ドス・カンポスにて、約2時間にわたって実施されています。

エンブラエルは、2022年よりE190およびE195の「P2F」プログラムを進行中。従来の小型貨物機と比較し容積が50%増加、航続距離が3倍に延長、運航コストが30%減少するとしています。

各航空機メーカーでも、世界的な貨物輸送需要の高まりに対応するため旅客機から貨物機への転換が進行中で、日本でも、ヤマト運輸がエアバスA321-200型旅客機を貨物機に転換したA321P2Fを導入。国内で貨物便を運航しています。

ニュース画像 1枚目:成田国際空港 2024年1月4日撮影 JA81YA エアバスA321-231(P2F) ヤマト運輸
© FlyTeam K.K83さん
成田国際空港 2024年1月4日撮影 JA81YA エアバスA321-231(P2F) ヤマト運輸
期日: 2024/04/05から
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