航空自衛隊のC-2輸送機が2019年3月1日(金)から3月3日(日)まで、オーストラリア・メルボルン郊外のアバロン飛行場で開催される「オーストラリアン・インターナショナル・エアショー2019 (アバロン・エアショー / Australian International Airshow 2019)」に参加する見通しです。決定したエアショー参加機としてC-2を紹介しています。実現すると、オーストラリアの訪問は2017年11月に続き、2度目となります。
C-2輸送機は2017年10月、初めての国外運航訓練としてジブチ共和国、アラブ首長国連邦(UAE)などへの飛行にあわせドバイ・エアショーで地上展示が行われました。国外運航訓練では、2017年11月にタイ、シンガポール、ニュージーランド、オーストラリアを巡り、各国空軍と部隊間交流を実施しています。
さらに2018年7月、イギリスのフェアフォード空軍基地で開催された世界最大の軍用機の祭典「ロイヤル・インターナショナル・エアタトゥー(RIAT) 2018」にC-2輸送機が派遣されており、この際にはカナダを経由してイギリスに訪れています。
空自は2017年のアバロン・エアショーにKC-767を派遣しています。2019年は、空自以外にオーストラリア陸海空軍の航空機をはじめ、アメリカ空軍のF-22ラプターなど、シンガポール空軍のチヌークとPC-21、フランス空軍のCN-235が確定しています。