エル・アル、20年4月にテルアビブ/メルボルン線を運航 社史上最長

エル・アル、20年4月にテルアビブ/メルボルン線を運航 社史上最長

ニュース画像 1枚目:エル・アル航空 787-9
© Boeing
エル・アル航空 787-9

イスラエルのエル・アル航空は2020年4月と5月の一部日程で、同社の歴史上最も長距離となるテルアビブ/メルボルン線を運航します。

運航日は、テルアビブ発LY87便が4月2日(木)、4月23日(木)、5月14日(木)、メルボルン発LY88便が4月4日(土)、4月25日(土)、5月15日(土)の夜です。機材は、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの3クラス制の787ドリームライナーを使用します。

エル・アル航空は1960年代に世界最長路線となるニューヨーク発イスラエル行きを707で直行便で運航し、記録を打ち立てたほか、2006年には当時の世界最長路線のトップ5に入るロサンゼルス線を777で定期直行便の運航を開始するなど、超長距離線の運航に定評があります。

現在、ドリームライナーに機材更新を進める中、路線ネットワークの拡大とイスラエルと海外移住者を結ぶため、テルアビブ/メルボルン線という先例のない選択肢に挑戦します。

この路線の定期便化には民間航空局などの政府当局の承認が必要で、エル・アル航空は4月と5月の運航便の需要、路線の実現可能性を調査し、今後数カ月間に定期運航に関する決定を判断します。なお、メルボルン行きのフライト所要時間は16時間15分、テルアビブ行きは17時間45分で、春の3往復便の航空券は数量限定で既に販売が開始されています。

期日: 2020/04/02 〜 2020/05/15
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