アメリカ海軍は2020年6月16日(火)、F-35CライトニングⅡを運用する飛行隊のパイロットが初めてトップガンを卒業したことを公表しました。
海軍打撃戦闘飛行隊VFA-125「ラフ・レイダース」のデレク・ハインツ少佐と、VFA-147「アルゴノーツ」のウィリアム・グッドウィン中尉が、ネバダ州ファロン海軍航空ステーションにある海軍航空戦闘開発センター(NAWDC)で13週間に及ぶ海軍戦闘機戦術教育(SFTI)プログラムのF-35Cコースを修了しました。
SFTIは、トップガンとして知られる戦闘機パイロットのトレーニングコースです。教室での講義や実習、最新で高度かつ戦術的な飛行訓練を行います。トップガンを卒業したパイロットは、トップガンで学んだ戦術を配属された部隊で指導できます。
NAWDCとトップガンは過去数年間に渡り、最新鋭戦闘機のF-35Cによる戦術やテクニック、カリキュラムの開発に取り組み、インストラクターを育ててきました。
F-35CはF/A-18E/Fスーパーホーネット、EA-18Gグラウラー、E-2C/Dホークアイと統合した作戦を行い、高度な戦闘任務に対応できる第5世代の戦闘機です。