ボーイング、日本貨物航空に747-8Fをデリバリー

ボーイング、日本貨物航空に747-8Fをデリバリー

ボーイングは2012年7月25日、日本貨物航空(NCA)に747-8貨物機をデリバリーしたと発表しました。日本の航空会社では初めての747-8シリーズの受領で、NCAはこの機材から新塗装を採用しています。

日本貨物航空 747-8Fの新塗装の航空フォトはこちら

747-8F型はNCAとカーゴルクスからの確定発注を受けて、2005年11月14日にローンチしたプロジェクトで、各航空会社と「Working Together」での開発が進められ、787ドリームライナーで開発された新たなテクノロジーも採用しました。

こうしたこともふまえ、成田へのデリバリーのフェリーフライトではバイオ燃料によるデリバリーフライトが行われます。747-8Fのデリバリーでバイオ燃料を使用してフライトするのは今回が初めて。なお、747-8Fでのバイオ燃料を使用は、2011年にパリ・エアショーでの展示のためワシントン/パリ間で大西洋横断フライトが行われています。

747-8Fは747-400F型に比べ胴体を延長し貨物の収容力を増大。主翼は空力特性に優れた最新の設計を採用。747-8型向けの最適化が施されたGE社製のGEnx-2Bエンジンを搭載し、燃料効率や静音性などを実現、環境、運航性能の向上につなげています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く