JAL、アメリカ行きで健康証明書アプリ「VeriFLY」試行

JAL、アメリカ行きで健康証明書アプリ「VeriFLY」試行

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日本航空(JAL)は、2021年4月26日(月)から7月25日(日)出発分を対象に、デジタル健康証明アプリ「VeriFLY」をアメリカ行きで試験的に導入します。「VeriFLY」は、アメリカの一部の路線で実用化されています。このため、日本発アメリカ行きの旅客向けに安全な情報管理、早期導入できる仕組みです。

この証明アプリを利用できる旅客は、JAL運航の国内線からJALのアメリカ行き国際線に乗り継ぐ場合をはじめ、JALの日本発アメリカ行き国際線から他社のアメリカ国内線へ乗り継ぎ、さらにJALの東南アジア発日本着などの国際線と、JALの日本発アメリカ行き国際線に乗り継ぐ場合などに利用できます。ただし、ハワイ、グアム行きは対象外です。

利用時には、「VeriFLY」アプリをダウンロードし、氏名・メールアドレスの登録、送付されるメールによる確認を経て、アカウント作成を事前に済ませておく必要があります。搭乗前までには、新型コロナウイルス感染症検査の陰性証明書、宣誓書、渡航前チェックリストを登録することで、搭乗手続きがスムーズになります。

このアプリは同行者の設定も可能で、共に渡航する子どもたちの情報などを代表する親のアプリに登録、管理できます。渡航時には、登録された情報をアプリ画面に表示させ、チェックインカウンターで自身の情報に加え、同行者の情報も提示できます。

JALは現在、世界で主に利用されている3つのデジタル証明書の実証実験に取り組んでいます。すでに4月2日(金)から羽田/ホノルル線、4月5日(月)から成田/シンガポール線で健康証明アプリ「コモンパス」の利用を開始しています。今後は、「IATAトラベルパス」の5月下旬から一部路線で試験導入する予定です。

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