アントノフやカタールの747-8Fなどの4発機に沸いたセントレアや、路線再開や新規就航など、話題の多かった直近の2023年9月22日〜28日の間に、日本の空港へ飛来し注目を集めた機体をピックアップして紹介します。
9月24日・帯広駐屯地(十勝飛行場)、丘珠空港(札幌飛行場)
アメリカ陸軍 AH-64Eアパッチ攻撃ヘリコプター 「機体記号：不明」
アメリカ陸軍 UH-60Lブラックホークヘリコプター 「機体記号：96-26694」
9月中旬に北海道で行われた、陸上自衛隊とアメリカ陸軍との日米共同訓練(オリエント・シールド23)。参加したヘリコプターの駐機に使用するため、十勝飛行場や札幌飛行場に飛来しました。
9月24日・富士山静岡空港
中国東方航空 エアバスA320neo型機 「機体記号：B-30DS」
3年7か月ぶりに運航を再開した初日、ウォーターサルート(放水)による歓迎を受けて到着しました。
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9月24日・中部国際空港
アメリ企業所有 ボーイング737-800BBJ型機 「機体記号：N889CL」
「ザ・プライド・オブ・アメリカ」と機体両面に描いたプライベート機が、セントレアに飛来しました。アメリカ・アンカレッジから到着し、1時間ほどの滞在でシンガポール・セレター空港へ向かいました。
9月25日・成田空港
ターキッシュ・エアラインズ ボーイング777-300ER型機 「機体記号：TC-LJH」
同社の羽田就航後、同型機は羽田線に投入され、成田線はボーイング787-9型機で運航されています。そんな中、定期便の機材変更で久しぶりに成田に姿を見せました。
9月25日・中部国際空港
大韓航空 ボーイング777-300ER型機 「機体記号：HL8250」
ソウル(仁川)からフェリー便として到着し、その後ロンドンへ向けて出発しました。F1関連での飛来とみられ、シンガポールからA380が飛来したチャーターの復路と思われます。
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9月26日・新千歳空港
フライボンディ ボーイング737-800型機 「機体記号：2-FZUA」
2006年から上海航空で運航され、リース会社「エアキャップ」へ返却された機体で、次の使用者「フライボンディ」の本拠地であるアルゼンチン・ブエノスアイレスまでのフェリー途上で飛来。8月26日には羽田空港、9月16日にも新千歳空港へフェリー途中に立ち寄っており、常連と化しています。
9月26日・熊本空港
チャイナエアライン エアバスA350-900型機 「機体記号：B-18918」
9月18日から就航した定期便とは別に、チャーター便として飛来。チャーターでは常連の、エアバス社との共同塗装機「カーボンファイバー・エアバス」でした。
9月26日、27日・中部国際空港
カタール航空カーゴ ボーイング777F型機 「機体記号：A7-BFE」
カタール航空カーゴ ボーイング747-8F型機 「機体記号：A7-BGA」
F1日本グランプリが終わり、次の「F1カタールグランプリ」に向けた貨物チャーター便が多く運航されました。主にカタール航空が担当し、普段は飛来しないジャンボなどの機体を見ることができました。
9月27日・中部国際空港
アントノフ・エアラインズ アントノフ124型機 「機体記号：UR-82008」
F1チャーターで沸くセントレアに飛来。この日はボーイング747LCFやカタール747など、4発機が集結した1日となりました。
9月27日・関西国際空港
タイ・ベトジェットエア エアバスA320-200型機 「機体記号：HS-VKQ」
同日より、台北経由バンコク線の運航が開始されました。同社はチェンマイ線をエアバスA321型機で運航していますが、バンコク線はA320による運航となり、2種類の機体が飛来するようになりました。
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9月27日・新千歳空港(千歳基地)
オムニエアインターナショナル ボーイング777-200ER型機 「機体記号：N828AX」
アメリカ空軍 ボーイング C-17A グローブマスターIII 「機体記号：03-3119」
9月10日の2機連続飛来に続き、再び新千歳空港(千歳基地)に飛来しました。日米共同訓練(オリエント・シールド23)関連の復路とみられます。ミシシッピ州兵航空隊カラーのグローブマスターも飛来しています。
以上、注目の飛来機をピックアップして紹介しました。来週は、どんな特別塗装機やレアな機体が飛来するのか楽しみですね。近くの空港へ、飛行機を眺めに出かけませんか？
