ブルネイ新興「ギャロップエア」COMAC製30機導入表明、C919は中国国外初受注

ブルネイ新興「ギャロップエア」COMAC製30機導入表明、C919は中国国外初受注

ニュース画像 1枚目:ARJ21とC919の導入を発表したギャロップエア
© GallopAir
ARJ21とC919の導入を発表したギャロップエア

ブルネイの新興航空会社「ギャロップエア」は2023年9月26日、中国商用飛機(COMAC)が開発・製造するARJ21型機およびC919型機を導入すると発表しました。中国・南寧で開催された第20回中国・ASEAN万博(CAEXPO)にて、COMACと合意書(LOI)を締結。LOIによると、内訳はARJ21旅客型15機(うち貨物型3機、ARJ21ビジネスジェット1機、ARJ21医療型1機)、C919型15機の合計30機です。C919の導入について、中国国外の航空会社が表明するのは初めてです。

C919はCOMACが製造する機体の中でも最も大型で、5月に中国東方航空がローンチカスタマーとして中国国内線で運用を開始しました。

「ギャロップエア」は、ブルネイを拠点に東ASEAN成長地域(BIMP-EAGA)である、ブルネイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン域内を運航する航空会社として設立。2024年第3四半期の就航を目指し、航空運送事業許可(AOC)の取得を進めています。

ニュース画像 1枚目:ARJ21とC919の導入を発表したギャロップエア
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ARJ21とC919の導入を発表したギャロップエア
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