新顔や珍客で賑わった北九州空港や、セントレアで行われているパイロット訓練に「鬼滅の刃」特別塗装機が充当されるなど、話題の多かった直近の2024年1月5日〜11日の間に、日本の空港へ飛来し注目を集めた機体をピックアップして紹介します。
1月5日・羽田空港
ヴァージン・オーストラリア ボーイング737-8-MAX型機 「機体記号:VH-8IC」
羽田発ケアンズ行きの遅延運航により、日中帯に羽田空港から出発しました。普段は日没後の発着であるため、珍しい光景になりました。
1月7日・習志野演習場
航空自衛隊 C-2輸送機 「機体記号:18-1213」
アメリカ空軍 C-130輸送機 「機体記号:16-5838」
陸上自衛隊の習志野演習場(千葉県)で開催された「令和6年 第1空挺団 降下訓練始め」。新春恒例のイベントで、自衛隊のほかアメリカ空軍も参加し行われました。
1月7日、10日・伊丹空港
日本航空(JAL) ボーイング777-300ER型機 「機体記号:JA734J・JA732J」
長距離国際線仕様の777が、国内線定期便の羽田/伊丹線へ投入されています。10日にもワンワールド塗装機で運航されたほか、羽田/福岡線でも運用されています。
1月7日・中部国際空港
全日本空輸(ANA) ボーイング777-200ER型機 「機体記号:JA745A」
セントレアでは珍しい777-200。さらに特別塗装機「鬼滅の刃 じぇっと ‐参‐」が飛来しました。離着陸を繰り返すタッチアンドゴーなどを行っています。セントレアが発表している訓練予定によると、20日(土)までANAの777による実機訓練が計画されています。
1月8日・成田空港
大韓航空 ボーイング777-300ER型機 「機体記号:HL7203」
同社の社員への感謝を示した特別塗装機「OUR PRIDE, WE ARE KOREAN AIR」が、成田線に投入されました。長距離国際線仕様機ですが、日本路線へも多く運用されています。同機の成田への飛来は、11月以来でした。
1月8日・北九州空港
天津航空 エンブラエル195型機 「機体記号:B-3100」
北九州へ初就航を果たした天津航空。4年ぶりの路線再開となる大連線を、月曜日と金曜日の週2便で運航します。使用機材はエンブラエル機で、珍しい機材での同空港常連となりそうです。
【関連記事:北九州/大連線 4年ぶり再開、天津航空 E195で週2便】
1月9日・北九州空港
エア・ベルギー(宏遠グループ) ボーイング747-8F型機 「機体記号:OE-LFD」
貨物チャーター便として、フランス・シャトールーからカザフスタン経由で飛来しました。同機は6月にも関西国際空港へ飛来しています。
1月9日・成田空港
アエロ・モンゴリア航空 エアバスA319-100型機 「機体記号:JU-1188」
いつもは垂直尾翼や機体後部が青色に塗装されている同社機ですが、白ベースの塗装機がやってきました。元エールフランス機の最近加わった機体で、2023年12月29日に初飛来、1月2日にも成田線へ投入されています。
1月11日・成田空港
タイタン エアウェイズ エアバスA321neo型機 「機体記号:G-XATW」
世界一周豪華旅行としてお馴染みの同機。前回は2023年9月に関西国際空港へ飛来していますが、成田へは初めての飛来です。
以上、注目の飛来機をピックアップして紹介しました。来週は、どんな特別塗装機やレアな機体が飛来するのか楽しみですね。近くの空港へ、飛行機を眺めに出かけませんか?