A400M、実用飛行試験を終了

A400M、実用飛行試験を終了

エアバス・ミリタリは300飛行時間におよぶA400Mの実用飛行試験(F&R:Function and Reliability Flight Test)を終えたと発表しました。飛行試験を終え、民間航空機としての型式証明取得と、軍用初期運用許可と認証を得る最終段階に入りました。2013年の早い段階でいずれの認証も得られる見込みです。

A400Mの試作機の製造番号「6」、コールサイン「グリズリー5」によるF&Rのデータは欧州航空安全局(EASA)、ベルギー、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリスで作る共同軍備協力機構(OCCAR)により審査されます。

なお、A400Mは2012年5月3日、EASAから初期型式証明(initial type certification)を取得、完全な型式証明の取得などを済ませ、2013年4月以降の第2四半期にフランス空軍へ製造番号「7」のA400Mが引き渡される予定です。

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