エアアジアはマレーシア証券取引所への開示情報で2013年6月11日、全日空(ANA)との共同事業の解消を含めた可能性を検討していることを発表しました。これによるとANAとエアアジア側の経営陣の意見の相違があるとしています。特に、成田空港を発着する格安航空事業の運営で違いがあると開示情報で明らかにしています。また、CEO、CFOなどはANA出身であるほか、他の重要ポストもANA出身としています。
さらに解消検討の理由について、計画していたビジネスプランが遂行できていないことをあげています。ただ、エアアジアは日本市場については引き続き市場性があるとしており、あらゆる可能性を検討しているとしています。
また、決定はエアアジア、ANAと両社の機関決定を待ち、改めて発表するとしています。
