スカンジナビア航空、2015年に長距離機材の客室リニューアル

スカンジナビア航空、2015年に長距離機材の客室リニューアル

スカンジナビア航空は2013年6月25日、A350-900を8機、A330-300を4機発注する意向を発表しましたが、これにあわせ長距離機材の戦略、機材リニューアルプランを発表しています。

スカンジナビア航空は2013年6月9日から、長距離路線ではエコノミー、プレミアムエコノミー、ビジネスと新名称、コンセプトを導入。短距離ではビジネスクラスを廃止し、エコノミーとプレミアムエコノミーの2クラス制としています。このうち、短距離路線の65機はリニューアルを進めていますが、コンセプトの「4エクセレンス(4Excellence)」を長距離機材のリニューアルでも統一して行います。

2015年にはA340のリース契約が満了する機材を発注したA330-300により、更新します。あわせて保有するA330の7機の客室アップグレードを行います。リニューアルの詳細は発表されていませんが、ビジネスにはフルフラットシート、全機でビデオオンデマンドを装備する予定です。この客室アップグレードは2015年に完了する予定です。

また、スカンジナビア航空が新たに発注したA330-300は2012年7月にエアバスが発表している改良型で、現在より燃費が2%向上が見込まれています。

A350はA350-900を8機発注、オプションは6機で、こちらは2018年から導入。これにより、A340と比べると乗客あたりの燃料消費は30%減、騒音はおよそ半減する見込みです。

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