竹中工務店は2014年1月6日、シンガポールのチャンギ国際空港第4ターミナルの新築工事を受注したと発表しました。受注金額は約800億円です。
第4ターミナルは2階建て、高さ約25メートル、延床面積約195,000平方メートルで、年間の乗降客処理能力は約1,600万人です。
竹中工務店の受注はこのほか、ターミナルの全体として受注しており、ターミナルビルに面して1,500台を収容できる駐車場建屋と平面駐車場、タクシー用待機場、空港内のバスや自動車が第4ターミナルから第3ターミナルへのアクセスが可能な連絡橋、飛行管制の一部としての第4ターミナルのエプロン及び誘導路内の飛行機の動きを監督・監理する高さ68メートルのランプコントロールタワー、第4ターミナルとイースト・コースト・ハイウェイに直接結ぶ新たな道路を含む道路の改良なども含まれています。
竹中工務店はこれまでもチャンギ国際空港では1981年のチャンギ国際空港第1ターミナル新築工事をはじめ、第1ターミナルでは改修、増築、大規模増改修、第2ターミナルでは駐車場棟新築、大規模改修などを手がけています。
■ターミナルビル外観 (完成予想パース)
※修正案内:工期の記載部分を削除しました。