マウンテンホームAFB、AESAレーダーのF-15E受領

マウンテンホームAFB、AESAレーダーのF-15E受領

アメリカ・アイダホ州マウンテンホーム空軍基地(AFB)の第389戦闘飛行隊(389FS)は、2014年6月、最初のレーダー近代化改修を受けたF-15Eストライクイーグルを受領しました。

このF-15Eは、レーダーを20年以上使用している機械走査式のAPG-70から、能動電子走査配列(AESA)システムのAPG-82(V)1に換装しました。これにより空対空・空対地目標の同時処理、空対空・空対地目標識別能力の強化、捜索・追尾、グランドマッピングのレンジ拡大、地上目標の追尾能力も強化されました。

また、油圧で可動する部分がなく、これまで30飛行時間ごとに3名の整備士による整備が必要でしたが、APG-82(V)1は2,000飛行時間に1回、1名での整備しか必要ないと予測されています。

レーダーの換装には1機あたり2カ月から3カ月かかるため、マウンテンホームAFBの389FSと391FSのF-15E 47機の作業が完了するのは、2017年までかかると予定されています。

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