エアバスは2014年9月23日、開発中のA320neoファミリーで2020年までに消費燃料を座席あたり20%削減できる見込みと発表しました。この削減割合の見込みは、A320neoに搭載される新型エンジンの効率性の向上に加え、エアバスが進めている客室内の技術革新を通じて達成される見込みです。9月25日にも行われる予定の初飛行を前に、その性能を高くアピールしています。
A320neoは2015年の運航開始から15%の燃料改善が図られますが、改良をさらに加えることで、2020年までに20%までに向上する見込みで、エアバスはA320が次世代の単通路機の地位をさらに高めることができるとしています。
エアバスは乗客の快適性を損なうことなく、より座席数の多いオプションを航空会社に提供します。特に新世代のスリムラインシート、行動能力障がい者対応のトイレとギャレーなどがその代表例としています。
A320neoは60社から3257機を確定受注しており、主翼にシャークレットを装備した機体です。